〒892-0842 鹿児島市東千石町6-28 西蔭ビル2階

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  • 火・金曜日の血管外科・内科は、終日手術で対応できない場合があります。ご確認ください。

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血管外科・下肢静脈瘤

下肢静脈瘤日帰り手術(保険適応)

下肢静脈瘤は、足の静脈がこぶのように膨らむ病気で、特に出産後の女性や立ち仕事の方に多く見られます。
始めは無症状のこともありますが、徐々に足のだるさや夜間のこむら返り(足のつり)などの症状が生じます。さらに進行すると血栓や皮膚炎(かゆみ、痛み)、皮膚の色素沈着、潰瘍(ただれ)を生じることもあります。

下肢静脈瘤は自然に治癒することはありません。一旦血栓や皮膚炎を生じると治療に時間がかかることもあり、重症化する前に適切な治療を受けることが重要です。

下肢静脈瘤の治療法について

血管内焼灼術

(レーザー手術、ラジオ波・高周波手術)

伏在静脈瘤の治療法で、細いカテーテルを使いレーザーやラジオ波で病変血管を内側から閉塞します。切開が不要で美容的に優れ、手術時間も短縮。最新機器ELVeSレーザー1470とClosureFast™を導入し、術後の痛みや出血を大幅に軽減。いずれも保険適応です。


血管内塞栓術

(グルー治療)

伏在静脈瘤の新治療法で、生体用瞬間接着剤NBCAを使い病変血管を閉塞します。焼灼術より局所麻酔が少なく、熱による周囲組織のダメージも軽減。ただし、接着剤によるアレルギー反応のリスクがあります。
【保険適応】


ストリッピング手術

足の付け根や膝周辺の皮膚などに小さな切開をおいて、静脈瘤を根元から抜去してしまう方法です。血管内焼灼術が適さない場合に行うこともありますが、現在は、ほとんどの場合で血管内治療で対応できます。


硬化療法

硬化剤という薬剤を血管内に直接注入して、静脈瘤をつぶしてしまいます。蜘蛛の巣状静脈瘤、網目状静脈瘤、陰部静脈瘤などに有効です。


圧迫治療

医療用の弾性ストッキングを着用していただきます。だるさやこむら返りなどの症状は改善しますが、根治的な治療法ではありません。着脱の難しさや不快感などを感じる方もいらっしゃいます。また、外見的な改善はほとんど見込めません。

下肢静脈瘤の診療では病状や患者様のライフスタイルなどに合わせて、適切な治療法を選択することが大切です。また、当院では下肢静脈瘤に対する様々な治療法を、すべて日帰りで提供しています。お仕事などで多忙な方も、お気軽にご相談ください。


認定証

当クリニックは以下の認定証を取得しております。

  • 下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実地基準による実施施設
  • 下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実地基準による指導医